こんばんは🐣
志望校別国立中学受検塾ことりゼミの塾長です。
本日は、
都立・国立中高一貫校の
適性検査
についてのお話をしていきます。
都立・国立中高一貫校の適性検査は、
🌟小学校の成績
🌟2月3日の適性検査
の総得点で判断されます。成績と適性検査の配点の割合は学校によって違いますが、およそ小学校の成績が2割〜3割に対して適性検査の割合が7割〜8割という比率になります。
都立中高一貫校の適性検査は全ての都立中高一貫校共同で作成する共通問題と各校独自作成の独自問題とで構成されています。一方、国立中高一貫校の適性検査は全て各校独自作成の独自問題で構成されています。そのため、国立の適性検査の方がより志望校対策が必要となるため最初から各学校の対策をしっかりしているかどうかがより明暗を分ける試験となります。
🟦小学校の成績
小学校の成績は通知表とは別に『報告書』という形で小学校の先生が各教科三段階で評価したものを密封して都立中高一貫校へ提出します。報告書の点数は小学校5年・6年時の成績が反映されます(九段中のみ小4〜小6)。
🟦適性検査
私立中学が実施する「入学試験」ではなく「適性検査」を行って合否を決めます。
入学試験との違いは、適性検査は『小学校6年間の学習内容の範囲内からしか出題をしてはならない』というルールがある点です。知識としては小学校で習う範囲のものしか出さない‼️ 今まで習った知識をフル活用して考える力を試される試験‼️ これが適性検査です。
都立の適性検査には『 I・II・Ⅲ』があり、I・IIのみの出題の学校もあればI〜Ⅲまで出題する学校もあります。内容としては、
●適性検査I → 国語系
●適性検査II → 算数、理科、社会
●適性検査Ⅲ → 理系
となります。開校当初は2桁の倍率だった都立中ですが、徐々に落ち着きを見せ、また高校入試を廃止して中高一貫校としたことで中学の定員が増えたこともあり、現在は3倍〜6倍程度と落ち着いた倍率となっています。
国立の適性検査に関しては各学校毎に独自のカラーがありますので、その学校ごとの志望校対策がとても重要となります。
適性検査は私立中学受験の様な塾漬けの生活は必要ありません‼️
大切なことは、
🌟学校の授業をよく聞くこと。
🌟志望校を決めて志望校対策をすること。
この2点につきます‼️
各学校の志望校対策に関しては今後こちらのブログで随時アップしていきますので参考にしてください‼️