こんばんは🐣
志望校別国立中学受検塾ことりゼミの塾長です。
本日は、
適性検査中学受検『国立 VS 都立』
というお話です。
※ここでの国立中は適性検査を採用している学校(東大附属中、学芸大国際中、お茶の水中)を指します。
適性検査での中学受検を考えている方は、2月3日どこを受けるか頭を悩ませていることと思います。国立と都立はどちらも授業料が無料であり私立と比べるととても経済的。適性検査での受検ということで、私立受験の様な膨大な知識の詰め込みも必要ありません。家からの距離、各学校の特徴など色々な指標があると思いますが、本日は国立VS都立という視点でのお話です。
🟥国立
国立はもともとは附属大学の実験校として設立された経緯があり、ユニークな学習指導、最先端の教育が行われています。のびのびとした環境のため個性や自由な発想が育まれます。とにかく授業が面白い‼️学ぶことが楽しくなる‼️そんな授業を展開してくれるのが国立です。周りと協力して学ぶプロセスが多いこともあり、男女仲も良くイジメが少ない傾向にあります。長期的な視点で有意義で刺激的で面白い最先端の教育が受けられる反面、進学を最重視した教育ではないため進学のための受験対策は各自で行う必要があります。ただし教育熱心なご家庭も多く、各校大学進学率は国公立難関私大等高い実績があります。公立中学と同様に授業料が無料なため、費用は抑えられますが、授業料以外に教育に関する諸費用や寄付などの負担があるため、都立中高一貫と比べると国立の方が費用が少し上乗せされるイメージです。
🟥都立
6年間費用を抑えながら、こちらも質の高い教育が受けられるとして人気の都立中高一貫校。将来のリーダーとなり得る人材を育成することを目的とし、各校特色ある学習プログラムを展開しています。海外研修や第二外国語の履修を通じてグローバル人材の育成をめざす学校、大学から講師を招いてワークショップを行う学校、多様な実験の授業を通して理系教育に力を入れている学校などです。また、大学の進学率、特に国公立大学及び難関私立大学への合格に力を入れています。多くの学校が早くから受験対策を始め、補習や合宿を行うなどサポートにも力を入れています。大学進学率を重視するため、学内で学力の差が出やすいと言われています。
教育に重きを置く『国立』か、
進学に重きを置く『都立』か、
お子さんの性格や将来の目標などを一緒に考えながら検討して頂ければと思います‼️✨